弊社、設計監理の「東京総合保健福祉センター 江古田の森」が2007年4月に施設としての事業開始となりました。
当施設は、旧厚生省中野療養所敷地の跡地利用のため、平成10年11月に中野区の「江古田の森整備特別委員会」の設置から土地利用の検討が始まり、平成15年7月に、PFI法に基づいた民間活力導入の決定により計画された保健福祉施設です。
本計画を進めるに当り、この豊かな自然の残る「江古田の森」との調和を基本とし、公園と一体となった連続性のある建物計画を目指しました。
また、施設要求事項として決定された「介護老人保健施設」「介護老人福祉施設」「小規模身体障害者療護施設」「知的障害者入所更生施設」「地域交流スペース」の5施設を如何に複合化し、使いやすい建物を造るかを最大の目標として掲げています。