弊社、設計監理の「さいたま市保健所 健康科学研究センター」が2007年4月に共用開始となります。
「さいたま市保健所・健康科学研究センター」は、さいたま市保健所に保健衛生及び環境公害に関する検査研究を行う機能を複合化して両者の機能を有機的に連携させ、市民の健康に対する相談から科学的な分析など幅広いニーズに的確に対応出来る施設です。
弊社、設計監理の「さいたま市保健所 健康科学研究センター」が2007年4月に共用開始となります。
「さいたま市保健所・健康科学研究センター」は、さいたま市保健所に保健衛生及び環境公害に関する検査研究を行う機能を複合化して両者の機能を有機的に連携させ、市民の健康に対する相談から科学的な分析など幅広いニーズに的確に対応出来る施設です。
計画地はJR埼京線与野本町駅より徒歩約10分(距離約900m)にあり、敷地の周囲は低層の住宅や高層マンションが建つ住宅街であることから、周囲からの見え方、建物としての威圧感の抑止等に考慮してあります。
建物の特徴としては敷地全体に950m3/hという雨水流出抑制がかかっている関係上、建物地下1階フロアーに雨水貯留槽を900tを設置し、さらに地震時における対策、各検査における精度の確保を考慮して免震構造を採用しています。
また、3,4階窓上には庇兼用太陽光発電パネルの設置、屋上には風力発電設備を4基設置しており、太陽光発電及び、風力発電の出力量は1階エントランスホールに設置されたマルチビジョンに表示されます。
⚫︎中央に中庭を設け通風採光を確保し、窓から外部ができるだけ見えるようにすることにより研究者のストレス軽減に配慮し、アメニティの確保として各階にリフレッシュコーナーを設置。
⚫︎各検査室において排水される有害な物質を排水処理設備を設置し廃水処理行ってから外部に排水し、屋上はスクラバーを設置して各検査室において排気される有害な排気を排気処理してから排気。騒音対策として室外機に防音設備を設置。
⚫︎各検査室の廊下側からの出入り口扉は大きなガラスのある框扉として検査室の閉鎖性を排除し、中での作業が外部から確認可能。出入り口扉横に掲示板を設置し各検査室の表示、検査の内容表示・注意事項を掲示。
⚫︎省エネルギー計画として、使用していない部屋の空調吹出し空気を停止し、空調機本体の送風量を可変に制御することによって搬送用電動機器の省エネルギー運転を行い、また中間期においては中央の熱源機を運転することなく、各階の空調機を送風モードで運転することによって冷房使用が可能な外気冷房方式を採用。
⚫︎研究エリヤは電気錠によるセキュリティを確保し各研究室の入退出に制限をかけている。
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