河内町立 幼保連携型認定 かわちこども園

福祉施設
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河内町立 幼保連携型認定 かわちこども園

福祉施設
穂平線( すいへいせん)に続く こどもたちの未来

本敷地は町立の小中一貫校であるかわち学園と隣接し、町内の子どもたちが、本園から

通園をはじめると、0歳から15歳までを生活する地域となります。長い時間、多様な人間

関係や思い出を育む場となることから、かわち学園とともに、心に残り続ける舞台となる

ことを目指しこども園を計画しました。

河内町は川沿いに広がる平坦な地域で、「空と緑と金色の穂平線(すいへいせん)の見

えるまち」と紹介されており、富士山や筑波山を仰ぎ見ることのできる風光明媚な場です。

そこで、かわち学園の東西に拡がる形態との連続性をもち、軒先を水平に連続させ、

山の稜線をイメージした勾配屋根をもった建物とすることで、河内町の象徴的な景色との

調和と、子どもたちの心に残り続ける風景づくりを目指しました。

敷地全体のゾーニングは、駐車場、園舎、園庭と明確にし、見通しが良く、安全性の高い

構成としています。園舎は見通しの良い直線の廊下にホールを組み合わせた形態とする

ことで、子どもたちがのびのびと活動ができ、かつ見守りやすい計画です。

また、こども園は社会とのつながりを持つ、はじめの場のひとつであると考え、園内には、様々

な単位で対話ができる場を計画し、人と人との結びつきを強く持ちやすい計画としています。

用途

認定こども園

設計概要

発注者:茨城県河内町
構造規模:RC1F 
延床面積:1,792m²
所在地:茨城県稲敷郡河内町
[ 設計プロポーザル入選 ]
令和3年(2021年)3月竣工

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