緑のなかの静謐
昭和34年に建設された既存弓道場の老朽化に伴う改築工事にあたり、敷地内にある防火水槽の保全と、敷地に対して高低差のある前面道路を考慮した設計を行っています。新設弓道場は、近的競技の射場を既存7人立から9人立へと拡張し、アーチェリー練習場を兼ねた2人立の遠的射場を設ける計画をしています。
弓道とアーチェリーの競技動作を考慮した天井高の設定と平面計画を行い、矢が建物外部に飛び出さないように配慮した壁面で建物を構成しています。弓道・アーチェリーという静的なスポーツ競技の特徴をふまえ、街なかの喧騒から隔離された静謐な空間の演出と、弓道の"和"の表現と放たれた矢の直線的な表現を意識して設計を行っています。
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