監理Supervision

信頼を引き継いで、最後まで確実に業務を進める。

実施設計が終わり、施工が開始されると、工事を滞りなく進めるための「監理業務」が重要になります。

施工関係者への設計趣旨説明から、各種施工図面のチェック、立会い、各種検査まですべての工程を監理し、問題の発生やスケジュールの遅れを徹底的に防止。
厳しい目で竣工まで見届けます。

設計が完了すれば終わりではなく、設計の趣旨を踏まえたうえでその後の施工工程を的確に管理し、無事お客様に引き渡して初めて案件が完了します。

当社は、設計から監理を一貫して行える総合力が強みです。監理業務は、施工図が設計意図にかなったものになっているかを確認・承諾するとともに、工事工程管理の監督や、現場の安全確認・安全指導、品質の確保・向上などを指導監督します。業務開始にあたっては、まず施工関係者へ「設計趣旨説明」を行い、現場の全員が同じ方向を見て作業できるよう指導します。
着工後は敷地形状や境界等について立会いを行い、計画建物の位置や高さを確認します。
その後、各施工業者から提出された計画書や仕様書をチェックし、工事の進捗に合わせて各種検査を行っていきます。

万が一、計画の食い違いやスケジュールの遅れが生じた場合は、早め早めの対処が肝心です。
発見が遅れてしまうと、その分対策の選択肢も減ってしまうからです。
そのため、問題の発生にすぐに気付けるよう、現場の細かい部分まで必ず担当者が自分の目で確認するよう徹底しています。

小さなミスを見逃しただけで、それまで設計チームが築き上げてきた信頼を一瞬で失うことにもなり得ます。
信頼というかけがえのないバトンを次の仕事へつなぎながら、お客様と互いに「ありがとう」と感謝し合える仕事をやり遂げることが、私たちの目標であり、責任です。

また、数多くの施工関係者を取りまとめ、指導する立場にあるため、監理はコミュニケーション力を備えた経験豊富な人材が担当します。
工事に携わる人たちの動きやすさを考え、相手のモチベーションを高められるよう、経験と知識、そして人情味を重視した人材育成にも取り組んでいます。

メニュー