主な技術一覧
日々の業務で導入している技術を簡単にご紹介いたします。
-
- 省エネ対策Energy saving
-
- 日射制御
ライトシェルフを設け、夏の日差しを抑えたり、庇上部を反射板とすることで、屋内の奥まで自然光を取り入れりことが可能となります。熱線反射複層ガラスやLow-e複層ガラスを採用し、夏の日差しを制御できるようにします。
- 外断熱
鉄筋コンクリート躯体の熱負荷を軽減することで、長寿命化を図り、断熱効果により空調負荷を低減させます。
- 昼光センサー
室内の明るい部分は昼光センサーにより、照度調整を行い、照明器具の寿命を延ばしたり、無駄なエネルギーの削減が可能。
-
- 環境への取り組みEnvironmental initiatives
-
- 行動計画
当社は、一般社団法人環境共創イニシアチブが公募する「ZEBプランナー」に登録しています。2025年度に自社が受注する設計業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上にすることを目指します。
【ZEB受注に向けた自社行動計画】
今後、ZEBの実現を目指し、以下の取り組みを行います。
1. 計画の初期段階で、ZEB化の意義・メリット、最適な手法を顧客に提案します。
2. ZEBに関連する補助金の申請に係る資料作成等の業務を支援します。
【ZEBの2022年度受注実績】
施設名:台東区立入谷地区センター・入谷区民館
所在地:東京都
延床面積:1,306㎡
構造:S造地上5階 新築(改築)
BELS表示:ZEB Ready
-
- 自然エネルギーNatural energy
-
- 地中熱利用
アースチューブを設け緑地帯の空気を地中に通し、地熱により夏は涼しく、冬は暖かい空気を室内に取り入れ空調負荷を低減します。また、建物の基礎杭と地中熱交換用配管を同時に施工し、熱交換器として利用する地中熱利用ヒートポンプシステムを導入することで空調負荷低減が可能となります。
- 自然換気
ハイサイドライト部に自然換気窓を設け、自然光を取り入れたり天井高さを利用した室内の温度差による自然換気を行います。
-
- 緑化Greening
-
- 緑化ブロック
駐車場や緊急車両用の車路の舗装はアスファルト舗装の代わりに緑化ブロックを採用することで、環境の良好化を図ります。
- 壁面緑化
外壁面に緑化パネルを設置したり、緑のカーテンを設けることにより、夏は日陰を作り、冬は日差しを取り入れることで、空調コストの低減を図ります。
- 屋上緑化
夏季の屋根面の温度上昇を防ぎ、蒸散効果により大気を冷却することでヒートアイランドを緩和します。
-
- 太陽光利用Solar use
-
- 太陽熱利用
太陽光を集熱し、暖めた空気を暖房に利用します。空気を送るファンの電力も太陽光発電でまかなうシステムを採用することで、省エネ対策にもなります。
- 太陽光発電
照明電力などへ積極的に利用することで、電力負荷の低減を図ったり、災害時にも供給できる計画を行います。
-
- 雨水利用Rainwater harvesting
-
- 雨水利用
雨水を地下ピット内に貯留し、トイレ洗浄水利用のほか、屋上緑化や金属屋根に散水することで、打ち水効果による表面温度を下げ、快適な室内環境を整備できます。
-
- 災害対策Disaster control
-
- 災害用設備
災害時に利用可能な井戸を設けたり、災害用トイレを設置し、避難所としての機能を持たせることが可能となります。