宮城の明治村における 地域・歴史と現代の融合 そして、復興のシンボルのひとつとして
宮城県北東部にある登米町は、江戸後期から明治時代の建造物が残っています。その高台の城跡に位置する庁舎は、伝統的要素(地域・歴史・文化)に調和できるデザインを心掛け、利用しやすい、わかりやすい裁判所として、明るく開かれた庁舎を目指しました。
裁判所の機能として、事件ごとのゾーニング、来庁者のプライバシーの確保、勾留関係諸室の堅牢性、法廷の公平性等、来庁者・職員の構内導線に配慮した配置計画を行い、仕上材として、隣接する石巻市雄勝産スレートを採用しました。しかし、生産地である雄勝町は、東日本大震災により大きな被害を受け、瓦礫の中から一枚一枚拾い集めたスレートを今回内装壁材として使用しています。
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